平成30年台風第21号は、2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風。25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸し、特に近畿地方を中心に大きな被害を出した。
(中略)
台風の接近に伴い、近畿・東海・北陸・北海道を中心に記録的な暴風となった。最大瞬間風速は、全国927の風の観測点のうち、近畿で33、北海道で22、東海で21、北陸で12など、合計100の観測点で観測史上最大値を観測した。
wikipedia

今回の台風で支払われた保険金は全体で7,477億円

京都府の事故受付件数は車両保険6,947件、火災保険72,601件、新種保険(傷害保険含む)698件で、支払い保険金は総額618億4176万円でした。京都府では6,143台の車両に支払われた保険金額が29億7994万1千円で、平均すると1台あたり約48万5千円が支払われた計算になります。

平成30年台風21号
【2018年12月11日現在:協会会員会社、外国損保協会会員会社等合計】
事故受付件数(881,110件)
支払件数(817,927件)
支払保険金(747,787,225千円)

2018年6月から9月に発生した地震・風水災に係る各種損害保険の支払件数・支払保険金等について【No.18-038】(2018.12.20)
「日本損害保険協会」http://www.sonpo.or.jp/news/release/2018/1812_06.html

平成29年(2017)台風第21号

2017年10月23日

※使用している画像はイメージです。当災害のものではありません。

保険申請のポイント

契約内容の確認

下記、保険の契約を確認し風水災への補償内容を確認しておく。

車両への被害 自動車保険
建物・家財への被害 火災保険
災害による怪我など 傷害保険

被害の記録

車や家への報告用に「全体写真」「破損個所のアップ」の2つをセットで記録。
浸水被害に関しては「浸水した高さのわかる写真」(壁の濡れたシミなど)も記録。
自身の安全と防犯が最優先なので片付けや修理を申請前に行っても良いが、後日申請するために損傷個所の写真記録はできる限り残しておく。

対象 必要な記録
車や建物 全体がわかる写真 破損個所の拡大写真
浸水被害 浸水した高さのわかる写真 浸水したものなどの写真
傷害 治療費の明細(領収書のコピー)※1 適切な通院先※2への交通費明細
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台風被害は、火災保険に風水災オプションを追加することで補償されます。ただし免責金額(自己負担額)の設定などに注意が必要です。
平成30年台風21号による災害に伴う損害保険の補償内容等について
「日本損害保険協会」http://www.sonpo.or.jp/news/information/2018/1809_05.html